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40代・50代デザイナー現役をかけた戦い
40代・50代になるとデザイナーとして仕事されている方の比率がぐっと低くなります。
デザイナーは一般的な華やかなイメージとは裏腹に、キツい・安いの仕事のためか、自分の周りでもキツい仕事での疲労や生活の苦しさなどで、デザイナーとしての仕事を辞められる方は多くみられます。
でも30代まで頑張ってきたのに、なぜ40代でデザイナーとして限界だと思うのかというと、周囲・同僚・相手先からデザインが古くなったと言われるからだと思います。
ショックですよね。。
頑張ってきたのに、それは無いですよね。
でもよくよく冷静に考えてみると、昔自分の中で確立した(自分が得意とする)デザインをそのまま続けていたりしませんか?
デザインが古くなったと言わせないために
30代後半頃からか、「デザインは古くなっているのでは?」という周りの厳しい目に日々さらされます。
20代は必死でデザインをして、30代後半はある程度経験を積み意気揚々とデザインをしていたのに、ある日突然「古い」の言葉。。
「デザインは若者しか出来ない」なんて常識のように言われています。確かに体力は無くなくなってきますが、その分仕事の効率力・ノウハウは抜群のため、体力に頼らなくても同じ作業を短時間で進められる事ができます。
では、なぜ言われるのでしょうか?
「年をとったからデザインが古くなった」と言わせないために、対策が必要になります。
商業デザインは流行があります
商業デザインには流行があります。
「え?流行(笑)」と思われました?
ありますよ!
ファッションの流行のように早い流行ではありませんが、商業デザインには確実に流行があります。それを認識できるかがどうかが、今後の鍵になります。
「流行は自分でつくる!」なんて格好いいですが、「デザインが古い」と周りから思われ初めているのであれば、そんなプライド捨ててしまいましょう。
そんなプライドは、世界・日本を代表するほんの一握りのデザイナーにお任せしましょう。
流行をキャッチする
昔、デザインを始めた頃を思い出してください。
色々な商業デザインを見て勉強するようにと先輩にアドバイスをもらいましたね。
それと同じです。
ただ今は、ネット上で簡単に学習できるようになっただけです。
流行というと反発感を感じてしまうのであれば、自分の中のデザインの引き出しを一新すると考えると納得いくと思います。
自分の中のデザインの引き出しを一新するには、やはり色々な人のデザインを見て勉強するのに限ります。
勉強の仕方は簡単です。
グーグル検索の「画像検索」で「デザイン ○○○○○」(※ ○○○○○は対象となる「チラシ」「パンフ」など)で検索しましょう。
でてくる。でてくる。。(笑)
そこからインスピレーションを貰ったり「レイアウトの仕方」、「色使い」、「パーツの使い方」を参考にします。
当たり前の話ですが、全く同じデザインはデザイナーの名が泣くので止めましょう。オリジナルイラストやロゴ等のマネも、著作権に引っかるような事もダメです。(当たり前でした。。失礼しました!)
自分のデザインを変える努力をする
勉強方法は簡単で、誰にでもできます。
ただ考え方を変えられるかどうかです。
30代後半から、まだまだ現役でデザイナーをできるかどうかは、考え方を変えるかどうかだと思います。
最初は抵抗があるかと思いますが、考え方を変えて自分のデザインを変える努力をしましょう。
まずは、今使っているパーツを総取り替えするところから
何から初めていいのか分からない場合は、とりあえず「今使っているデザインパーツ(デザインの飾り線・枠、アクセントパーツなど)を総取り替え」をしましょう!
今まで使っていたお得意のデザインパーツは、使いたくてもグッと堪えてください。
それだけでも、かなりデザインが変わりますよ。
是非一度試してください!
「年をとったからデザインも古くなった」なんて、よく分からない常識は覆して行きましょう!